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FreeDOS - DOS/V 化計画

ゆうめいどころ : FreeDOS/V 2006.01

FreeDOS 1.4 (2025) のみでできる限り日本語なPC対応にもっていく

事前準備 : HDD への FreeDOS 1.4 2025 のインストール

CDブートして、DOS Plain でHDDイメージに導入する。インストール時に言語は英語、キーボードはJapaneseを選んでおく。

C: から起動して、FDCONFIG.SYS を観察。(EDIT コマンドを使う)

keyb.exe と keyboard.sys のふたつがキモとわかるので、フロッピーイメージを準備 (FORMAT /S A: でシステムこみこみのフロッピーにする)

システム入りフロッピーにファイル追加などをする

DIR A: したら COMMAND.COM KERNEL.SYS の2つがある状態から。

エディタのコピー

エディタがないと困るのでフロッピーにコピーする。

C:\FREEDOS\BIN\> copy EDIT.* a:

日本語キー対応

C:\> cd \freedos\bin
C:\FREEDOS\BIN> copy keyb.exe a:
C:\FREEDOS\BIN> copy keyboard.sys a:
C:\FREEDOS\BIN> a:
A:\> edit autoexec.bat

autoexec.bat の中身

@echo off
lh a:\keyb.exe JP,932,a:\keyboard.sys

これでフロッピーからブートして検証。コロンとか @ とかといった英語・日本語キーボードで異なるキーを入力して日本語106キーが適用されていることを確認する。

DVDドライブ対応

C:\FreeDOS\BIN\CDROM.BAT を EDIT で開いて観察。重要そうなワードを切り出す。

ERRORLEVEL 多発の行の寸前にある SHSUCDX コマンドが MSCDEX に相当するとわかる。

「DEVID FDCDX001」もメモしておく。Oracle VirtualBox の場合、UDVD2 を用いていることがわかるため、UDVD2もメモ対象に。

UDVD2 は devload を用いてロードしているため、devload コマンドもいる。

以上を反映させるため、 UDVD2.SYS SHSUCDX.COM DEVLOAD.COM の 3 ファイル (C:\FreeDOS\BIN 以下) を A: にコピー。

A:\AUTOEXEC.BAT を開き、末尾に追加。

devload /h A:\UDVD2.SYS /D:FDCDX001
lh shsucdx /QQ /~ /D:FDCDX001,X

以上でフロッピー起動を試みるが、XMS がないと常駐失敗する模様なので、メモリ関連も組み込む。

必要になるのは FDCONFIG.SYS から察するに、 HIMEMX.EXE JEMM386.EXE あたりなので、これをベースにファイルを C: からコピーし、 CONFIG.SYS を A:\ に作成。

lastdrive=z
buffers=20
files=40

dos=high
dos=umb
dosdata=umb
device=himemx.exe
device=jemm386.exe noems novme noinvplg
shellhigh=command.com a:\ /e:1024 /p=a:\autoexec.bat